プロ意識とショーマストゴーオンの夏
何があってもショーを続けなければならない!ショー・マスト・ゴー・オン!!
ことある度に、ずぶ濡れになった薮くんがくるくるフライングしながら私の脳内帝国劇場で熱く語りかけてきます。
そんなジャニーズワールド初演からはや4年。もう二度と行くことのないと思っていたジャニワに幸か不幸かまたお邪魔することとなりそうです。
正しくはジャニーズ・フューチャー・ワールドというそうですね。昨年の話を聞くと13月はもう探していないだとか、JETなDOするLIVEなうだとか軽く浦島状態ですが
当時JUMP担だった私にとってはなんだかんだ思い入れの強いジャニワ、どんな舞台になるのか今からとても楽しみです。
例年通りだと夏の舞台が終わったら冬まで大人しくせざるをえないと思っていたけれど、秋にもまた大阪に行く用事が出来て嬉しい限りです。
だいぶあのときの興奮も落ち着いてきましたが、この夏の話をば。
ANOTHER無事閉幕、1ヶ月間お疲れ様でした。
今の関西ジャニーズJr.のひたむきさ、いい勢いを感じられるとっても素敵な舞台でした。
Funky8についてのことは先日のエントリでうだうだと語ったのでもう泣きごと言いません。
何より私自身、この夏を今江くんの担当として過ごせてよかったと、ものすごく良い達成感を味わっています。私なーんもしてへんけど(笑)
思い返せば今江くんに心奪われた一番の理由が去年の「少年たち」の演技でした。
あのかわいいお顔とおっとりとした人柄からは全く想像も出来ないくらいの力強く男らしい声、舞台向きの発声で。「ちゃんとした台詞がある役ははじめて」と言っていたのが信じられないくらい表情からちょっとした動きまでしっかり作り上げられていて驚くことばかりでした。
あの日から「またはやく今江くんの演技が見たい。はやく夏が来て欲しい」とずっとずっと思い続けていました。
今年の演目がANOTHERだと分かったときから楽しみで仕方がありませんでした。
ただ前回の「少年たち」と世界観のまるっきり違う舞台なので、演技のさらなる成長を感じられるのだろうか・・・と少し不安もありました。
去年のあの演技がものすごく高いハードルと化してしまったので、「もしかしたらあれ以上のものを観られることはないのかもしれない」と期待という感情にに予防線を張っていました。
でも、そんな予防線全く必要なかった。今江くんは私が勝手に創り上げたそのハードルを初日からひょい!と越えてくれました。そして公演を重ねる毎に自らハードルをどんどん上げつつきれいに飛び越えていきました。
今回はセリフこそ少ないものの、(しかもだいたいセリフ単語だったけど 笑)セリフ1つ1つを丁寧に解釈して口調・発声、表情、身のこなしに落とし込んでくれていて。
私もだいたい週1ペースでしかお邪魔できなかったけれど、毎週毎週ちょっとずつ違うダイに会えて観る度に発見があって。「舞台はナマモノ」だという言葉を今江くんの演技のおかげで久しぶりに体感できた気がしました。もちろん、この体感はもちろん今江くんひとりの話じゃなくて出演者みんなが創り出した「もっと舞台をよくしたい」という想いが集まったが故のものだと思うけど。
今江くんがダイの役柄について「感情の激しい役」「戦闘力の高い戦士」「ほんまはちょいビビり」とものすごくゆるーく表現していたのがなんだかかわいらしかったです。実際のダイは責任感が強くて、でも他人想いで、とても勇敢な島の戦士だったのに!笑*1
自己アピールというか「俺がんばったよアピール」をしないところ*2が今江くんらしくていいなーとも思いつつ。
槍でダイゴを追い詰めるときのあの冷たい眼と、シュンが倒れたときのあの心配で心配で泣き出しそうな表情、シュンを助けるためにどうしたらいいか誰を信じたらいいか考えあぐねてる顔も、ムラサキアズミソウを探しに行った丈と正門が戻ってきて安堵したときの表情、シュンが助かったときの優しい笑顔
数えだしたらキリがないけど、”演じてる”という印象を全く与えない、役が憑依してるようなあの演技。どのシーンを取っても完璧でした。
また去年と同じこと言うけど、はやくまた今江くんの演技が観たいです。
この夏また更に高くセットされたハードルをまた次どうひょいと越えてくれるか。
この夏までは”心配”だったけど、今は”期待”しかありません。
次は明るい役柄も観てみたいし、いっそのこと少年たちでいう看守長とかゲスな役も演じてみてほしい。日頃のあのお人柄とのギャップがあるから役作りもより深くなるだろうし。
ジャニワにも出るとしたら、何かセリフがあるといいなー。いいポジションもらえるといいなー。ちょっとだけ期待しておきます。
関ジュの活動だと、演技が観られるのは夏の舞台くらいしかないけど。欲を言えば関ジュの枠を一歩出たところでお仕事してるところ観てみたいなーとも思います。大学との両立で難しいだろうけど、でも敢えて言霊を信じて口に出してみる。受け身でおったらあかん、叫ぶんや\\ドラマのチョイ役とか外部舞台とか、観てみたいなー!//
欲を言えば漂流組としての演技も観てみたかったし、愚痴を言えばフォトセ出なかったのは寂しかったしパンフの格差に泣いたし、1幕出番全然なくて「おまえはどこからきた」の10文字しか声聴けなくて寂しかったけど
( でも、そういうヒエラルキー的な概念を省いて)この2016年の夏、今江くんが"島の戦士 ダイ"の役で本当によかったと心の底から声を大にして叫びたいくらいです。ダイだけにね!
会う度に”好き”をアップデートしてくれる今江くん。私の感情CPUはそろそろ処理が追いつかなくなりかけてるけど、思考回路がショートするくらいにまたいろんな姿を見せてくれたらいいな!と思います^^
はやくまた会えますように!!!
最後にこの2016年夏をダイ先生のお言葉で締めさせていただきます。
「いい人生だったナァ!!!!!!!!!」
14日からのお姫さま抱っこ演出変更の件、やっぱりそういうことだったんですね。
私はその症状に詳しくないからなんとも言えないけれど、調べれば調べるほどに過酷な状況下にも関わらずいつもと変わらない・いつも以上のパフォーマンスをみせてくれていたことにプロ意識の高さを感じました。
思い返してもお姫様だっこ以外で気になった部分も違和感感じた部分もなかったから、真相を知って驚きました。いわゆる”こなれ感”というか、意識の高さにただただ頭が下がるばかりです。
もうだいぶよくなったのかな?今後に影響が及ぶことがありませんように。
ショー・マスト・ゴー・オン!のもと、2016年の夏の舞台をしっかりと勤めあげてくれて、ありがとうございました!!!!!