No doubt!!!!!

関西の”8人の小人”と紡ぐFunkyな日々

「舞台 ガラスの仮面」はいいぞ!

流行りのフレーズにのっかってみましたがもう一度言う。

舞台ガラスの仮面はいいぞ!!!!!!!

 

昨日、関ジュ担のホーム大阪松竹座にて上演された*1ガラスの仮面にお邪魔してまいりました。


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 (はじめて"チケットweb松竹"でチケット取った!!感激)

 

 

ガラスの仮面」について殆ど知らない状態で行ったけど、舞台のストーリー自体も登場人物も分かりやすかったので、原作ファンならずとも楽しめると思います。

今から原作49巻読むのはハードルが高いかと思いますので、てっとり早く内容把握しようと思うならアメトーークの「ガラスの仮面芸人(2014年1月23日OA・DVD第31巻)」がおすすめです。私はOAで1回観たっきりでしたがここでの知識が大変役立ちました。ああ、あの秘書の方や!!とかあれがかの有名なあのセリフ!!!とにわかのくせに感激しっぱなしでした。

 または劇場のプログラムもおすすめです。私は買ってないけど。幕間、2階売店にプログラム購入の列が出来ててびっくりしました。(関ジュ公演最終日のフォト一揆かなってくらいの大盛況でした。)

 それと、「にけつ!」でもケンコバさんがガラスの仮面について語ってる回がありますのでこちらもよかったら(Youtubeであがってました)。

 

さて、本編の感想をば・・・

 

(×方針→◯放心)

 

幕間の25分間、感情の処理が全然おいつかなくて一人ロビーでブルブルブルブル震えてました。怖い思いをしたとか、悲しい想いをしたわけでもなく、作品・出演者・世界観の持つ熱量とパワー、(すごく言い方失礼だけど)クオリティの高さを1時間ずっと浴びせ続けられたというような感覚。舞台自体テンポも良くてどのシーンも見応え抜群で、観客に休む間も与えてくれなかったので、疲れた。良い意味でめちゃくちゃ疲れた。

幕間の25分、長いように思えてあっと言う間だった。25分という長さは大正解だと思った。それくらいないと2幕への準備が整いきらなかったと思う。

 

 1幕だけでも相当な熱量だったのに、2幕は1幕とは比べ物にならないくらいの情熱熱量情報質量その他もろもろを1時間ひたすら叩きつけられたような状況でした。感情への集団リンチとでも言わんがごとく、感情の一番鈍いところをひたすら攻撃し続けられたような感覚で。

舞台が終わったときには涙が一筋ポロっと流れました。別にお涙ちょうだいだったわけでもないし怖い想いをしたわけでもなくて、充実感から来る涙。「涙は心の汗」とはこのことだなと実感しました。

 

ただ感情が疲れたわけじゃなくて。マヤをはじめとした全キャストの生命力や勢いに感化され「私も何かに全力で取り組んでみたい」と活力をもらえたような気がします。

 

貫地谷さんを中心としたカンパニーの暖かさ仲の良さが伝わってきて涙流したくせに、暖かい気持ちになって帰れた作品でした^^

 

ジャニーズ関連ばかりだったけどいろんな舞台を観てきて、今までに観た舞台の中で一番私にとって相性のいい舞台でした!比べる次元じゃないこと分かってるけど、やっぱりプロの演劇は違う。出演者がどうとかそんなこと関係なしに観てよかったと思いました。大満足。

 

少しでもご興味をもたれたかたがいらっしゃいましたら、舞台ガラスの仮面、ぜひご検討ください^^(松竹の回し者みたいになってるけど、そんなことはございませんのであしからず) 

 

スウィングガールズで貫地谷さんを知ってちょくちょくドラマや映画を観てはきたんだけど、生で貫地谷さんの演技を観られてとても嬉しかった!!!今後は"ガラかめ出の貫地谷さんファン"を名乗っていこうと思います★

 

 

あ、そうそう、「カラフト伯父さん」の仁美さん役、松永玲子さんも出演されてますので伊野尾担界隈の皆様もぜひよかったら!!

 

 

綾小路役浜中文一さんのこと

 

この舞台を観に行こうと思った一番のきっかけは「文ちゃんが出演していること」だったんだけど、今となっては「こんなに素晴らしい舞台に”文ちゃんが出てる”なんて、なんという贅沢!」という幸福感でいっぱいです。

 

綾小路くんめちゃくちゃカッコよかった。文ちゃんの声がめちゃくちゃかっこいいの。めちゃくちゃめちゃくちゃかっこいいの。

 

綾小路くんが出てきたときには「あ、文ちゃんだ!」とアウェーの中に知り合いを見つけられたような感覚で安心したけど、話が進むうちに「綾小路くんが文ちゃんだ」という事実を見失ってしまいそうになって、劇中無意識のうちに綾小路くんの中に”文ちゃんらしさ”という手掛かりを必死で探していました。

 

 

文ちゃんが舞台の世界観に違和感なく自然に混ざっていたのが嬉しくもあり「ああ、すごく遠いところに文ちゃんはいるんだな」と寂しくもなりました。「遠いところに行ってしまったんだ」という感覚をなんとかぬぐい去りたくて失礼ながらも粗探しをしてしまったんだけど、粗という粗が見つからなくて。

強いて言うなら探しに探した結果、「声量がほんの少し気になるかな?もっと出せるじゃないかな?」ってくらいだったけれど。でも逆に声量までクリアされたら本当に完璧な舞台俳優になっちゃうからそれはそれで寂しい・・・・。

 

 

あれだけ重要な役に文ちゃんが抜擢されたこと、舞台を観て改めてすごいことなんだなと感じました。他の今までの舞台も調整して行けたらよかった、と改めて後悔。

次の河原さんとの舞台、これこそ日程的に難しそうな気がするけど、なんとかお邪魔出来たらいいなと思います。文ちゃんのお陰で「舞台」の面白さを改めて知ることが出来たので、また文ちゃんを観に色んな舞台に行けたらいいなー!

 

 

担当でもない私がこんなこと言うのは筋違いだけど、「浜中文一(関西ジャニーズJr.)」の(関西ジャニーズJr.)が外れる日はそう遠くはないのかもしれないな・・・と思い少し寂しくなったり。

 

年が明けてから何度か文ちゃんの関ジュとしてのお仕事を拝見して、改めて”文ちゃん”という存在の大きさを実感しました。良い意味でも悪い意味でも歌もダンスも演技もバラエティも、文ちゃんのいるいないで精度が大きく変わる。

 

個人的には歌って踊ってる文ちゃんをまだまだずっと観ていたいけど、いずれそうじゃなくなる日が来るんだろうな、ということは理解してます。その日が来た時、関西Jr.がどんな集団になっているのか、その日のためにこれからどうなっていくのか。不安もありつつ、期待もしていて。

(そういった意味でこれから古謝くんがどう立ち振る舞ってくれるのか、すごく期待しています)

 

 

文ちゃんの軌跡がこれからの関西ジャニーズJr.にとって良い道筋になってくれたらいいな!微力ながらも期待と寂しさを胸に秘めつつ、今後のご活躍をご期待申し上げます!!

 

相変わらず湿っぽい文章になっちゃったけど、

ではまたジャニーズ・フューチャー・ワールドで★

 

*1:本日まで松竹座、以後9月末まで新橋演舞場にて上演