No doubt!!!!!

関西の”8人の小人”と紡ぐFunkyな日々

2020年に元気をくれた音楽大賞

2020年というこの1年は一体何だったんだろう。

それなりになんとか楽しく生きられるようにとがんばったけど、やっぱりいい1年だったとは言えない、二度とこんな1年過ごしたくないと思うくらい、心も体も変化に順応できなくてしんどい1年だった。

人生で一番外に出なかった1年だった。もともとインドア派で現場くらいしか外に出ない身だったから、そんなに辛くはなかったけど、でも今はたまの外出がうれしくて仕方ない。

在宅勤務に外出自粛にと気持ちも体もなまりがちだったが、ふさぎ込みそうな自分を救ってくれたのは紛れもなくエンタメだった。

家にいる時間が増えたことでたくさん音楽を聴いたり、長尺のラジオを聴けるようにもなった。

今回は、このクソみたいな1年を、「まあ言うほど悪くはなかったかな」と思えるように、2020年に元気をくれた音楽を自分のために記事として残そうと思う。

この先元気がなくなったらこの曲たちを聴き返し、己を奮い立たせるための備忘録。

 対象:2020年リリース楽曲

 

 

Creepy Nuts x 菅田将暉/サントラ

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この楽曲に出会いさえしなければただのcnann0リスナーのままでいられたのに。楽曲に手出したり武道館の配信観ることもなかったし、危険なビーナスでR-指定さんが映る度にときめいたり、DJ松永さんのバラエティ欠かさず見るようなこともなかったし、情熱大陸2桁リピートなんてすることなかったのに!!!!

どストレート、荒削りのようにも見える歌詞(rhymeのほうが正しい?)、大まかにいえば応援ソング、力強い曲、背中を強く推してくれる曲のカテゴリーに入るはずなのに、HIPHOPって「地元の悪い奴だいたい友達」に代表されるように本来「優しい」とか「温かい」とは遠いところにあるはずなのに。包み込むでも後ろから抱きしめるでも背中を押すでもない、押しつけがましいポジティブでもない、ネガティブのように見えて妙に前向きで、ただ隣にいてくれるような、それはときに自分をよく知る自分の化身のような楽曲なのに、楽曲という概念を超えて一生の相棒、一生の相方でいてくれる、そんな不思議な楽曲。

アイドル育ちの私からすると、CreepyNutsのMVってどれも見ごたえがあって何回観ても飽きないんだなあ、これもこの楽曲の魅力の一つだと思う。

Mステ出演おめでとうございました。Rさんが歌詞間違えた件、ANNパーソナリティ勢がこぞってイジってたのめちゃくちゃいとおしかったです。

 

CreepyNuts/かつて天才だった俺たちへ

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初めて聴いたとき、イントロから曲終わりまで身動きが取れなかった。

メロディというかサウンド?(サンプリングというのか?)はおしゃれすぎるし、Rさんの声が心地よすぎて。

暗いメロディラインのはずが、聴き終わったときにはじわじわと「がんばろう」と思える、滋養強壮剤のような不思議な楽曲。聴くRedBull的な、合法的ヒロポン

ファミリーマートで度々耳にする「帝京平成大学のここがすごい!」でおなじみ帝京平成大学のCMソングってセンスがとんがりすぎててすごいな・・・・。かつて天才だった俺たちへ、神童だった貴方へ・・・・このフレーズが刺さる人たくさんいるんだろうな。

(尚、当方帝京平成大学のどこがすごいのかよくわからないし、大学内に合宿免許取れる施設があると思い込んでたくらいの非ガチ勢)

 

SexyZone/RUN

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ジャニーズ楽曲のMVをはてなブログに載せられる日が来ようとは。

 RUNが好きすぎて、未満警察のドラマ本編早々にリタイアしたのに主題歌のシーンだけ狙って観てた。

イントロからしてかっこよすぎる。もともとせくぞんちゃんに与えられる楽曲どれもイントロが強くてうらやましかったのだが、レーベル移籍して余計カッコよさに拍車がかかってる。(NOT FOUND然り)

気合い入れたいときやちゃんと目を覚ましたいときにこのイントロ聴いたら元気になれると思う。こちらもまた聴くRedBull

コロナで世の中が停滞していた中、野ブタと美食探偵放送後の予告でMazyNight含め死ぬほど聴いたけどRUNは何回聴いても飽きなかった。

どのタイミングで出会ったとしても好きになってたと思うけど、コロナで一番げんなりしてたときに「止まらないで止まらないでよ僕らはまだ始まったばかりさ」という歌詞とあのメロディラインに元気をもらった。そして、他G担ながらも聡ちゃん復帰回うれしくて視界がぼやけた(ちょっと泣いた)。ありがとう、RUN。そして、おかえりなさい聡ちゃん。戻ってきてくれてありがとう。

今年のジャニーズ楽曲対象、私内ランキング暫定1位。

 

Hey!Say!JUMP /Iam

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 なんでこんなにかっこいいのに世の中に見つかってないの?

(キャッチーとはかけ離れてるからバズる要素がないことは分かってる)

10周年以降のHey!Say!JUMP 楽曲、シングルどれも完成度が高くてうれしい限りである。

イントロとサビ前のあの甲高い音、ピアノの音かな。

同じ楽器の音なんだけど、イントロは切なさとか危うさを表してるような気がするんだけど、Aメロ・Bメロを経由してサビに近づくにつれ楽曲の雰囲気が明るく前向きに遷移して、危うさの象徴だったあの音が別の意味合いを持ってるような気がしている。

この辺解釈違いな気がするから、関ジャムで取り上げてほしい。またはセルフライナーノーツください。(出てるのかな?)

 

 

山本彩/ゼロユニバース

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ドラマ「あのコの夢を見たんです」主題歌。

NMB卒業されてから彩ちゃんの活躍ちゃんと追えてなくて。「あのコの夢を見たんです」のEDをぼんやり観てるときに「この曲いいなあ、この優しくてほんの少しハスキーなボーカルいいな・・・・・あれ、この声知ってるぞ?聴いたことあるぞ?・・・・これはもしや、さや姉!?!?!?!?」と思ったらビンゴだった。

感動的な再会にちょっと心弾んだ。

理想の自分にぽんと変われたらいいのに、というAメロに対して、Bメロでどう返すんだろうと思っていたら、その答えは「それはそう、おとぎ話」。あのリアルな日常を描いたAメロに対して、”おとぎ話”というワードを持ってきた山本彩のセンスがすごい。

歌い手のクールなイメージから繰り出される「おとぎ話」のワードのギャップがなんだかとても心地よくて。雑誌だったか番組だったかで壇蜜さんがおっしゃってた「さや姉はリボンの騎士」というフレーズにぴったりだなと感じた。

ドラマ「あのコの夢を見たんです」は、正直ちょっぴりくだらなくてでもいとおしい作品なんだけど、EDのゼロ・ユニバースがうまくまとめてくれるというか、いとおしいという感情に着地させてくれるので、よくできたドラマだなと思う。 

 

NMB48/恋なんか NoThank you!

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ななたん→みるきー→さや姉→ゆーり・・・ときた卒業センターのバトン、ここに朱里ちゃんの名前が続くとは、失礼ながら数年前には想像もできなかった。

こんなに明るくてハッピーな女の子!!最高!!楽しい!!!が詰まったMV久しぶりに観た気がする。

自分の卒業ソングではメンバーの衣装・メイクをプロデュースしたい、とおっしゃっていたアカリン、提案力と実行力、クオリティの高さに感服。

失恋ソングなのに、楽曲がめちゃくちゃさわやかハッピーなの、理解できない。やすす何考えてるの?(褒めてる)

楽曲自体は友達から始まって付き合った彼にふられた、ってそれだけの話なんだけど、

これ勝手に深読みして、メンバーの卒業に対する残された側の感情、に置き換えるととてもエモい(語彙力皆無)

勝手に、ななたん卒業発表時のみるきーの「卒業せえへんって言ったやんか!ばか!」を思い返してホロりときてしまった。これはみるるん&アカリンでも通用する気がする。

改めて、朱里ちゃん卒業おめでとうございます!いい年したおばさんだけどアカリンの女子力動画楽しみにしてます!BIDOLこれからもお世話になります!!!

 

 

NMB48/だってだってだって

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朱里ちゃんの女子力動画のオープニングで聴いて以来、シングル発売までひたすら聴いてた。この先、ステイホーム期間のことを思い出したら一番に思い浮かべるのがこの曲だと思う。

ななたん卒業してから追いかけるの辞めてしまって、ちょっと気にして観てた時期もあったけど、彩ちゃんの卒業で完全に疎遠になってしまったけど、この楽曲でまんまと引き戻された。

私がNMBに対して持ってる印象って、やっぱり彩ちゃん率いる「かわいくて、芯が強い、ジャンプ漫画のヒロインの集まり」だったから、初めて聴いたとき、NMBぽくないような・・・・坂道っぽい楽曲だなと思ってびっくりした。

何回聴いても、彩ちゃんがいた頃のNMBとは違うテイストだけど、選抜メンバー観て、今の若い女の子の中での強さってこういうテイストなんだろうなと思ったらすごくしっくりきた。

センターのおふたり顔面完璧すぎる。あと怜ちゃんとてつもなくかわいい・・・・。

MVの中でのみるるんアカリンなぎちゃんのポジションが完全にお姉ちゃんポジションで、「みんなお姉ちゃんになったんだね」と茶の間ババアながらほろりと来てしまった。学園ものMV大好き芸人故、このMV何回も観てしまっている。癒される。

 

STAYHOME VerMVもおすすめ。みるるんのうさ耳と、アカリンのエロ部屋着の対比がおもしろくて見ごたえあり。

 

 

IZ*ONE/FIESTA 

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相変わらず韓国語何一つ聴き取れないけど、奈子ちゃんのソロパで浄化される。

IZ*ONE楽曲、個人的には日本向け楽曲より韓国向け楽曲のほうが1億倍おしゃれな気がする(小声) ブレノスアイレスは好き。

コロナ禍で完全に着飾るという概念を消去してしまったけど、この楽曲聴いてMV観ると「女たるもの美しくあらねば!」と気を強く持てるので、女子力が枯れたときに観るようにしてる。

韓国の文化に苦手意識があって、敬遠しがちなんだけどIZ*ONEのMVは色遣いとかファッションが洗練されてて見入ってしまう。

活動期間ってもう折り返し過ぎてるんだっけ?日本勢3人の帰国後の活躍が楽しみな反面、IZ*ONEの世界にいる3人もできるだけたくさん観ていたいなという感覚。

 

11/19現在ではここまで。

推し武道のエンディング、桃色片思いも入れようか迷ったけど、世代が世代故にどうしても本家あややを裏切れなくて、ここでは挙げなかった。

 

これからJUMPのアルバム楽曲でピンとくるのがあるかな、と楽しみにしつつ

2021年がもうちょっと明るく楽しい1年になることを願い、このエントリの結びとします。ちゃんちゃん。